五重塔・三重塔・三門・大仏

京都府内の五重塔
国宝 東寺(教王護国寺) 江戸時代 54.8m近世以前では日本一の高さ
国宝 醍醐寺 平安時代 38.2m  京都府下最古の木造建築
国宝 海住山寺(加茂) 鎌倉時代 17.7m
重文 法観寺(八坂の塔) 室町時代 38.8m2層まで入れる
重文 仁和寺江戸時代 37.1m
重文 東寺(五重小塔) 鎌倉時代161cm小塔(撮影禁止)
  成相寺(宮津市) 平成12年約33m復元

京都府内の三重塔
浄瑠璃寺(国宝)平安時代加茂町
岩船寺室町時代加茂町
金剛院室町時代舞鶴市鹿原595
宝積寺桃山時代大山崎町
清水寺江戸時代初期清水寺
金戒光明寺江戸時代初期黒谷町
清水寺子安の塔江戸時代初期清水寺
三室戸寺江戸時代宇治市
真正極楽寺(真如堂)江戸時代後期真如町


塔の高さと年代
北山大塔(金閣寺)七重の塔110m1400年ごろ
相国寺七重の塔109m1399年
東大寺七重の塔100m826年
法性寺九重の塔81m1077年
東寺五重の塔54.8m1644年


その他
 祇園閣(大雲院)
設計者は、当時築地本願寺や平安神宮を設計した昭和初期の代表的な建築家・伊藤忠太です。
伊東忠太は祇園祭の山鉾をモチーフにし、
その形から「祇園閣」と命名されました。屋根は銅板葺きにされており、
まさに銅閣が1928(昭和3)年に建てられました。
その後、1973(昭和48)年にこの場所へ大雲院が移転してきたので、
「祇園閣」は大雲院の所有となりました。銅閣を有するのは大雲院ということになり、
大雲院=銅閣寺ということになったのです。これが銅閣寺の誕生秘話です。


三門
中央の大きな門と左右の小さな門との3門を連ねて1門としたもの
京都三大門(知恩院の三門・南禅寺の三門・仁和寺の山門)
  南禅寺、知恩院、今戒光明寺、妙心寺、東福寺、東本願寺:非公開、萬福寺、大徳寺

国宝唐門
西本願寺、豊国神社、大徳寺の唐門が国宝
唐門とは、唐破風(からはふ)形の屋根を持つ門

 西本願寺、豊国神社、大徳寺の唐門が国宝

 西本願寺の唐門 桃山時代の代表的な唐門


国宝「唐門」の修復が2018年6月から始まるのを前に、作業前最後の開門が行われた。2022年3月まで見れない
昨日は通行ができたのですが、今日は開くだけでした
 
豊国神社の唐門 元々は伏見城にあったものが二条城や金地院に移築され、
明治時代にこの神社に移築されたと伝えられています


大徳寺の金毛閣・唐門 




今はない塔
金閣寺 七重大塔 (北山大塔)
 金閣寺(高さ約110メートル)の七重の塔
  場所は金閣寺の入り口から右前
  義満が相国寺(同市上京区)で建てた七重大塔が落雷で焼失後
  翌年の応永11(1404)年に北山殿の一角に相国寺と同規模の塔の工事を始めたことを示す「立柱の儀」を行った記録が残っている

相国寺 七重大塔
 相国寺東南の地(高さ約109メートル)の七重の塔(塔の段という地名がある)

八角塔跡
 樫原廃寺八角基壇(三重塔?)、法勝寺八角塔(高さ80メートル)

大仏殿跡
 方広寺 東福寺


五重塔・三重塔・その他
東寺 公開有


法観寺 公開有
     
2018-01-20


仁和寺 公開有
 

海住山寺 公開有
  

醍醐寺 公開有


成相寺 復元


三重塔
清水寺
   清水寺子安の塔
   金戒光明寺


  
真正極楽寺(真如堂)
宝積寺(山崎)
   浄瑠璃寺(加茂)


岩船寺(加茂)
   三室戸寺
 
   金剛院(舞鶴)


祇園閣(大雲院)



三門

京都三大門とは、洛西の仁和寺二王門、洛東の南禅寺三門、洛東の知恩院三門です
また、仁和寺二王門の代わりに東本願寺御影堂門を数える場合があります
東本願寺御影堂門は、2012年2月-2015年12月修復工事が行われました
南禅寺
   知恩院

今戒光明寺
   妙心寺

東福寺


萬福寺


東本願寺 御影堂門


仁和寺 二応門

 山廊という楼上に上がる階段を隠しておく平屋建ての階段があるが、この仁王門には付属しない
 構造上は梯子があり上がれますが、一般の方が上がることはできませ

頂妙寺 仁王門(非公開)
この門があったから、前の道は仁王門通


大徳寺 金毛閣

建仁寺 山門                  望闕楼
 
妙心寺 山門                 



平等院鳳凰堂
   

八角塔跡
 樫原廃寺八角基壇(三重塔?)


法勝寺八角塔(高さ80メートル):動物園内


相国寺七重の塔 相国寺にはかつて高さ109m(36丈)の七重の塔がありましたが、落雷により焼失した
どこにあったかも不明ですが、「塔の段」という地名が残っています
応永6年(1399)、三代将軍足利義満が七重の塔を相国寺東南の地に建立


1399年 相国寺七重大塔完成。
1403年 相国寺七重大塔落雷のため焼失
1416年 北山殿(後の)金閣寺に造営中の相国寺七重大塔落雷のため焼失
      →相国寺に七重大塔建築
1470年3度目の火災で灰燼

金閣寺 北山大塔
 金閣寺(京都市北区)の発掘調査から、
今から約600年前の室町時代、室町幕府3代将軍・足利義満が建てたとされる
七重塔「北山大塔」の破片が初めて見つかった。
前代未聞の約110メートルの高さを誇ったといわれる巨大な塔
 
 出土した年代や大きさなどから、
 義満が、禅宗寺院・相国寺に築いた高さ110bの七重塔が落雷で焼失した翌年の応永11(1404)年、
 自分の別荘の北山殿に再び建てようとした同規模の北山大塔の可能性が高いという。


金閣寺の七重の塔に向かって、真っすぐな道(西大路通り西側)が北野白梅町の北からわら天神まで続いている(750m)
「八丁通り」と呼ばれている
   

六角堂2015年08月14日
紫雲山頂法寺(しうんざんちょうほうじ)、本堂が六角宝形造(ほうぎょうづくり)
池坊華道の拠点
隣のWEST18ビルの最上階から展望ができます


東福寺2019年11月10日
十三重石塔
この塔は、かっては「比良山明神塔」と呼ばれ、「魔王石」と、この塔は関わりの深いものといわれています



懸造り
 山や崖にもたせかけたり、谷や川の上に突き出したりして建てること
峰定寺(花瀬)、清水寺(音羽山)、妙見堂(鳥辺山)、妙見堂(嵐山)、狸谷不動院、比叡山横川中堂、愛宕念仏寺
峰定寺 2017-05-21
山奥のお寺で、花脊と広河原の間にある、峰定寺(ぶじょうじ)です
大悲山 峰定寺は、1154創建された寺で、本堂は清水寺に似た舞台造りです
北大路から京都バスで83分(880円)、大悲山口でバスを降り、2.4km(30分弱)歩きます
有名な美山莊(摘草料理で有名)の間を通って、すぐにお寺の門になります
拝観受付で、荷物(カメラ、スマフォ等)をすべて預け、 入山です(撮影禁止です)
423段の石段を上がります、やがて本堂です
 

清水寺(音羽山)


妙見堂(鳥辺山)


妙見堂(嵐山)


狸谷山不動院


横川中堂(比叡山)


愛宕念仏寺(嵯峨野)


由岐神社(鞍馬)


西寺跡、羅城門跡


京都駅前に展示された羅城門の模型
平安建都1200年記念事業として作成されたもので、
羅城門10分の1サイズの模型です




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