馬に関する儀式


上賀茂神社 競馬会足汰式(くらべうまえあしぞろえしき)
5月1日は、5月5日の競馬会の予備的な行事で、
 5日に走る順番を決めるため、 最初は1頭づつ12頭が走り
 次に、番(つがい)2頭の走り具合を見るため、2頭づつ6回走る

  上賀茂神社 競馬会足汰式(2013年5月1日)

下鴨神社 流鏑馬神事(やぶさめ)
  5月3日
下鴨神社の流鏑馬は公家装束(束帯)を着用して行われる

  下鴨神社 流鏑馬(やぶさめ)(2013年5月3日)


藤森神社
駈馬神事(藤森神社)
  5月5日
  駈馬神事(2013年5月5日)

  駈馬神事(2014年5月5日)


氏子が馬に乗り、鳥居から拝殿までの参道約180メートルを勢い良く駆け抜ける
馬上で敵をあざける「逆立ち」や背後をうかがう「逆乗り」、身を隠す「横乗り」などの曲乗り
が披露された

◇ 駈馬の技 ◇
@ 手綱潜り       敵矢の降りしきる中を駈ける技
A 一字書き       前線より後方へ情報を送りながら駈ける技
B 藤下がり       敵矢に当たったと見せて駈ける技
C 横乗り         敵に姿を隠して駈ける技
D 矢払い        敵矢を打払いながら駈ける技
E 逆乗り(地藏)    敵の動静を見ながら駈ける技
F 逆立ち(杉立ち)  敵を嘲りながら駈ける技

城南宮 流鏑馬神事
  5月18日
承久の乱を契機に途絶えていた流鏑馬を復活させた

  城南宮 流鏑馬神事(2013年5月18日)



上賀茂神社で傘懸神事(流鏑馬神事)(2014年10月19日)
傘懸神事は一種の流鏑馬です
的は一の鳥居から二の鳥居へ3つの的、反対に2つの的があります
行きの3つの的は、35cm四方(遠傘懸)で、
帰りの2つの的は地面に近く設置された12cm四方(小傘懸)です
これを2回?づつ行うと、
次は、遠傘懸の的がもっと小さくなり、お皿になります
当たると白く飛び散ります
笠懸神事有料観覧席(500円)でよく見れました
  傘懸神事(流鏑馬神事)(2014年10月19日)


上賀茂神社で賀茂競馬(くらべうま)(2015年5月5日)
くらべ馬は2頭のマッチレースです
最初に子供の警護者が馬場を見回ります
続いて、1番目1頭づつ、2番目から6番目までは2頭づつの競争になります

“くらべ馬”の舞台はスタートからゴールまで約200メートル
埒外(らちがい)という言葉はコース脇の柵のことからきているといわれます
馬に乗る騎手は乗尻(のりじり)と呼ばれています
5月1日には、足汰式(あしぞろえしき)が行われます
足汰式とは、馬や乗尻の力量を見定め、番立(ばんだて)と呼ばれる組み合わせや出走の順番を決める儀式
  賀茂競馬

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